ウェブビジネス

徒手空拳で生きていくならばウェブページで勝負しよう



営業で辣腕を振るって来た。

何とかなると思っていた。

しかし、現実はそれほど甘くない。

昨日までの人々が次々に離れてゆく。

 

それでも生きていかなければならない。

 

ホームページを作ろう、ビギナー未満の自分、ブロガーなんて人もいるんだ出来ないわけがない

 

下請企業でも自分で経営していた。

ホームページを作ろうと四苦八苦した。

なかなか緒につけない。

商品の写真を載せようと思うが許可を必要とする。

当時はどこも閉鎖的で容易にお許しが出ない。

何をどう手を付けて良いかがわからない。

最初の壁は肖像権等、画像や文面の引用等、法的な問題、不特定多数の人々が見るわけだから当たり前

自分だけの商品が出来た。

それを売るためにウェブを利用しよう。

自分の顔でそこそこ売れると思ったが誤算、誤算

Face BookやTwitter は何となく手を付けてはいたが全く意味不明。

第一にメールごっこをする友人なんている年ではない。

カメラはあっても撮影する人がいなければものも無い。

とことん追い詰められている。

しかし基本が楽天的な性格でやばさを感じるのがワンテンポ遅い。

どうしようかと悩んだあげく『ホームページビルダー17』を

覚悟して購入した。

感覚的には説明書を見れば何とかなる。

それが一朝一夕に行かないのがパソコン。

読んでも書いてあるカタカナ語がちんぷんかんぷんである。

同じ手順を何度も何度もやり直す。

形が崩れれば一からやり直し。

会社沿革や所在地の地図を

google mapを使うだけでどうするか?

家でやっていても集中出来ない。

出張と決め札幌や大阪に行き

夕方から朝方まで集中して憶える。

年齢が年齢なので記憶力が悪い。

若者の三倍五倍かける覚悟で取り組む。

今ならぁたちが崩れても直ぐに直せるし

スピード感をもって対応出来る。

それが当時は突き当たる度に1時間も2時間もかかる。

「これちょっと教えて!」が出来ない。

訴訟沙汰が一番恐かった。

 

他のページを幾つも参考にしてプライバシーポリシーや

サイトポリシーを打ってゆく。

最悪、「申し訳ありません!」心から謝罪をすると腹をくくる。

 

画像の大きさや配置、文字の量やバランスを狂わせないように悩む、『px』がどの程度なのか感覚が身に付いていない

何ともみっともない話だ。

アナログで人生を半分暮らして来て

途中からデジタルを囓ったものは頭が追従しない。

 

しかし一つ一つ自己流でも進んでゆかねばならないのだ。

誰でも始めはそうなんだ。

やれば出来る。

あいつだって出来るんだから俺に出来ないわけがない。

 

無理矢理自分に言い聞かせる。

やれば出来る。

 

3ヶ月かかってやっと完成させ初めてサーバーに公開した

日曜日の夜10時頃

やっと1つめのウェブページが出来た。

どうすりゃいいんだ。

 

参考書を見ながら設定しどんな具合になるかも解らない。

やっとの思いで公開出来た。

やれば出来るじゃないか!

 

出来映えは褒められたものではない。

それでも一人や二人は見てくれるだろう。

そう一人で納得してその日はそこまでとした。

 

努力の結果、きっと神様は努力を見ていてくれる。

朝、8時過ぎ、突然電話が鳴る。

誰、こんな時間に?

慌てて電話に出る。

 

「○○ー○です。実はホームページを見て電話しました。」

ビックリ仰天です。

とても有名な食品メーカーからの機械の問合せです。

台詞まで考えていなかったので非常に慌てました。

結局、成約には成りませんでしたがこれほど効果があるとは思いませんでした。

そして勇気を頂戴しました。

 

やれば出来る。

内容をもっと充実させよう。

ここをこうしよう。

 

希望と今までの苦労が報われた瞬間です。

誰でも、私にも出来たのです。

あなたもきっと出来るはずです。

 

もっと素晴らしい結果がともないます。

頑張ってみて下さい。

カテゴリー

-ウェブビジネス
-