ハインリッヒ・シュリーマンは不思議と多くの人々の心の中にいる。

だからこそ、その成果を無にしたくなる輩も多い。

そして、トロイアの遺跡を否定する検証が成された。

 

 

シュリーマンは幼少期に読んだギリシャ神話。

その物語は実存した出来事であると漠然と考えた。

その時、彼がどんな境遇であったか?

 

 

そしてどんなプロセスを経て発掘事業にまで辿り着いたか。

実際に発掘し、夢物語を証明していった男である。

誰もが幼い頃、シュリーマンと自分を置き換えて夢見たことだろう。

 

小さな時に読んだ絵本で木馬に隠れ、敵の城の中に入り

そして夜中に木馬から外に出て相手を滅ぼす戦術だ。

ギリシャ神話から言葉は生まれ多くの後続文学に影響を及ぼした。

 

もしイーリアスやオデュッセイアが文字になり今日に伝えられた物語なら

もっと違ったアプローチや物語の真偽を早くに出すことが出来た。

この二つの物語は口承伝播されて来た。

 

また西洋文学の骨格を成す叙事詩として語られ伝えられて来た。

そこにもシュリーマンの偉大な軌跡がある。

彼のヒサルルック遺跡の発掘から

アナトリア全土の解明がアナトリア考古学を育んだ。

 

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夢は実現するために描く

 

夢を夢のまま終わらせてはいけない。

夢は実現するために描くのだ。

人はなりたい自分になることができる。

※日本語にはない発音を無理にカタカナで書き記すことには疑問を感じる。

『イリアス』『オデッセイ』『ホメロス』で良いと思う。

 

幼少期の夢(浪漫)

 

誰が買ってくれたのだろう。記憶は定かではない。

『ハインリッヒ・シュリーマン』の生涯を描いた絵と平仮名の多い本だった。

そこに書かれていた文字や絵は何度も何度も読み返された。

 

 

いつも心の何処かにシュリーマンがいて

夢を叶える意志やより巨大なものに挑む姿勢を与えてくれた。

シュリーマンも同様な年齢の時に『イーリアス』を読んだのだ。

 

 

古代ギリシャの口承叙事詩『トロイア戦争』や『トロイの木馬』である。

彼は当時架空の物語として伝えられて来た物語を実際にあった出来事として信じた。

 

幼い時に母と死別し、10歳そこそこで食品店の徒弟となった。

古代ギリシャ神話をシュリーマンは実際にあった出来事であると信じた。

1日18時間の労働と6時間の睡眠時間が子供の彼に与えられた1日だった。

 

 

そのような日々の中でトロイアの遺跡に辿り着く事を夢見た。

夢はパワーだ。

そんな中で睡眠時間を削って語学の勉強をした。

彼は15カ国語をマスターした。

(丸暗記だったと言う。)

 

 

そして生涯を通じ『トロイア』遺跡の発掘を自分のミッションとした。

ホメロスの口承により伝えられた物語の信憑性は確実性を極端に欠いていた。

 

恐らく興味を持ち続けたこと。

ヒサルルック遺跡がどうやらトロイヤではないかと噂するものがいた。

そして、俄にその『トロイア遺跡』発見の現実味が喧伝されるようになった。

 

そしてその実現味が加速させられた。

語学は彼に世界でビジネスをするチャンスを与えてくれた。

クリミア戦争でロシアに大量の武器を売り巨万の富を得た。

(これはあまり褒められたことではないが)

 

 

その成功も彼にチャンスをもたらす助けとなった。

当時、既に『トロイア遺跡』を探す動きがあった。

長年思い続けて来た思いが大凡の在処を導き出した。

 

彼は莫大な私財を使い本当に『トロイア遺跡』を見つけ出した。

この話は世界中の人々が知ることとなった。

 

 

夢をかたちに

 

『イーリアス』『オデュッセイア』『アテネ』『ホメロス』

これらの単語は何時も胸に残っていた。

文庫本を怒濤のように読むようになった。

 

文学に興味を持ち、日本文学が叙情的な文章形態であることを知った。

そして叙事詩は欧米文学の一つの代表的な形だと知った。

それならば両方を取り入れた文学を目指そうと考えたりもした。

 

高校生の時、山岳部に惹かれた。

そして、夏山合宿で友と文学を語りあった。

今思えば恥ずかしいような夢を語り合った。

 

高校山岳部の3年間、卒業後も、そして今も友としている。
(お互い、勝手に友と思っているだけかもしれない。)

体力の限界を越えて共に負けまいと足を進めた縦走路

そんな思い出も忘れて命懸けで働いて来た。

 

そうなんだ。

やるだけやってきたじゃないか。

『毎日を楽しく暮らそう』

そうだ。

 

ゴールは通り過ぎて来たよ。

 

これからは夢をかたちにする時間だ。

明治、大正と人生20,000日、そして昭和、平成は30,000日

まだまだ7,000日以上残されている。

 

否、例え明日死すとも後悔の無い笑顔に溢れた時間を過ごそう。

 

辿り着いたところ

 

ずーっと思ってきたこと『永遠の少年』でいること。

そして何時からでも始めたいと思ったら始めることが出来る。

死を恐れて生を全うすることは出来ない。

 

今までが今日終わり、そして今から再び始まる。

もう肩の重い荷物を降ろしてもいいんだ。

空身で山頂を踏んでくれば良い。

 

ジャック=イヴ・クストーにだって憧れていたじゃないか。

そして何も同じ事をしなくていいんだ。

自分にできる事をやれば良い。

 

とても凄いことをやって来たじゃないか。

お前に出来ないことなんて無いはずだ。

肩の荷が本当におりたような気がする。

 

ルネッサンス以降、多くの冒険家が夢を現実にして来た。

エドモンド・ヒラリーにエベレストは登頂された。

ニール・アームストロングが月に2時間30分滞在した。

誰もが次々に夢を実現している。

念ずれば与えられる。

自らを信じ、その目標に向かってゆく。

 

これが私たちに与えられた人生の喜びであり夢の達成だ。

人が生きる上で忘れてはいけないフロンティア精神である。

 

 

投稿日:2018年1月17日 更新日:

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