物語はギリシャ神話より始まる。
その物語が口承で伝えられて来た事が凄い。
見時で残さず、代々人が語り伝えた。
そのスケールに驚く。
スマホで小説を読む時代にしたらビックリだ。
まず始めに夢を実現したい気持ちがあった
歴史は時が経つほど夢を無残な形に解きほどく
文字にも残されていない出来事をどのように証明していくのだろうか。
故人となったシュリーマンの何が判るというのだろうか。
その後の自称考古学者の売名的憶測は語るべからず。
私はそう思う。
司馬遼太郎さんも自分が取り上げて書いた歴史に埋もれた人材をテレビで放映されることを大いに嫌った。
自身で手に入らない文献を探し求め、身を粉にして調べ上げた。
その人材のイメージを破壊されることに激しい憤りを持っていたのだと思う。
司馬さんが生み出した人材をその大変な苦労をスルーして司馬さんが時間をかけ莫大な費用を投じ調べ上げたことをその苦労はせずにその後に批判なり、実は違うんじゃないかと言う
原初的な考察を抜きにして語られることを嫌ったと思う。
なので坂本龍馬は司馬さんの専売特許だと思う。
異論を語るべきではない。
第一に現代は死をもって跡形もなく焼かれてしまう。
後年、その遺骨から何かを調べることが出来ない。
進歩発展が持つ影の部分だ。
シュリーマンは決して子供の時にイーリアス戦記を信じてはいなかった。
そして、彼が発見した遺跡は別の遺跡だ。
そんな話は1,000年後に行って欲しい。
子供達の夢を壊すような非現実的な考古学的証明は実に下らない。
19世紀に1人の子供が夢見て人生を使い証明したことに異論を述べて何になる。
もともとホメロスが語り継いだ物語だ。
それが遙か何十世代に語り継がれ近代に文字となった。それこそ奇跡である。
今からwikiを読んでも名前を覚えられない。
その物語を、ギリシャ神話を探し当てた功績は偉大だ。
少なくとも先進国の人にとはギリシャ神話に出て来る神様の名前を使っている。
それほど人類に与えた影響は巨大だ。
カオス神は有限なる存在を全て超越する無限を象徴している神だ。
今風に言えばケオスであり宇宙の始まりである。
それをそんな時代に想像されていたこと自体、そこの考古学者の出来損ないなんか側にも近寄れないことだ。
素晴らしい。
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その可否は後年の方々に委ねよう
夜のラジオ番組で野澤那智さんが引き裂かれた息子テレマコスを主人公にしてその物語を分かり易くラジオで番組を何週にもわたり放送していた。
その記憶もあるのでシュリーマンの名前は忘れない。
ちょっと現代風にアレンジしていてとても楽しめました。
ホメロスの話の進め方も聞き手が夢中になるように工夫されていてもし聞けることがあったら素晴らしい事です。
何となくそれを現在風にアレンジして舞台でやるなんて面白いかもしれません。
シュリーマンが実は子供の時からイーリアスを史実であると思っていなかった。
彼が見つけた遺跡はトロイヤ市はヒサルルクの丘にあると推測していた。
そこから1873年『プリアモスの財宝』を発見し、トロイヤであると確定した。
その発見によりギリシャ神話やホメロスの口承叙事詩の解明や多くの遺跡の発見解明にスピードが出た。
その功績があったからこそ多くの考古学者の研究に弾みを付けた訳であってその功績は大きい。
そしてシュリーマンが発見したトロイアは別の町で会って云々はまた別の話だ。
そんな先人の残した功績を無碍にするような発言は慎んで欲しい。
不愉快極まりない。シュリーマンを人生の目標に生きて来た者達への侮辱である。
シュリーマンの功績を認めよう
私は人生を使い夢を実現したシュリーマンをそのままにしておいて欲しい。
世界中の多くの若者が人生に夢を持ちそして生きて行く目標を見出すことが出来ているのであるから多少のお化粧じみた逸話もあるでしょう。
後塵を拝したペケペケ考古学者は黙ってろ!
坂本龍馬も高杉晋作も実はこうだった。
そんな本も読みたくないし、話を聞きたくもない。
過去の埋もれた人物を数少ない資料を集めに集めそしてその人物像を築き上げた方の苦労を自分でして見て新たな史実を築き上げて欲しい。