きんとうん

西郷隆盛と坂本龍馬、司馬遼太郎さん【龍馬がやっぱり面白い】



 

司馬さんの歴史小説は総じて

私には夢中になって読める。

”国盗り物語””燃えよ剣”等

 

夢中になって読める本を書いた。

【龍馬】は何度でも読みたくなる。

不思議と【西郷】は進まない。

 

【竜馬】は文庫本で8冊、あっと言う間に読んでしまうが【西郷】10冊、は詰まる、読み進めない

 

幕末の風雲をみんな持って行って

明治維新に忽然とそびえる西郷は

ハッキリ言ってつまらん。

 

どうして【竜馬】と【西郷】で違いがあるんだろうか

 

きっと竜馬も生き残り、七つの海に

その名をとどろかせていたら

つまらない話になったのであろうか?

 

黒船到来から、僅か十数年で日本は激変した。

これも強いて言えば白人文明の仕業だ。

今になって江戸時代が循環型の理想社会だ

 

と言われてももう遅い。

”原油”で地球を汚してしまった。

ルネッサンスなど人類にとって

 

有害で何の価値もないと

シュリーマンも相づちを打ちそうだ。

話がそれてきた。

 

ところで西郷は何をしてきて

上野に犬と一緒にそびえているんだろう。

徳川幕府を倒したから?

 

大政奉還の黒幕は竜馬では?

江戸城無血開城は?

と自問しても読み進めない理由は判らない。

 

西郷というやつは、わからぬやつでした。

釣り鐘に例えると、小さく叩けば小さく響き、大きく叩けば大きく響く。

もしバカなら大きなバカで、利口なら大きな利口だろうと思います。

ただ、その鐘をつく撞木が小さかったのが残念でした。

 

龍馬が西郷に会って

その感想を勝海舟に説明した。

この表現がその意味を説明しているような気がします。

 

例えば薩摩と土佐の環境の違い?

これは比較してもしょうがないですね。

一番の違いはその精神風土では

 

龍馬は暗殺された。

西郷は自刃した。

龍馬は多くの修羅場をくぐりながらも

 

多くを殺生せず、ましてや

自決するような精神はもっていなかった。

このへんが最もその生きざまの違いではないかと

 

私は考えております。

 

【竜馬がゆく】を手にして読み始めると止まらない

 

出だしから特別なことが

書かれているわけではないんですが

時間を忘れて読み進んでしまう。

 

もしあなたが【竜馬】を読んだことがないとしたら

絶対に読んでみてください。

人生が楽しくなります。

 

物語に暗さがない。

ただ、19歳20歳頃の竜馬が

変に大人びて感じられる。

 

また多くの人は意識していないと思われるのが

竜馬が身に付けている剣術の凄さであろう。

もの凄い激剣である。

 

はじめて桂小五郎と会い

桂に切り込まれながらも

はじめに刀を抜いて桂の刀を

 

受けながらも鍔元から折ってしまう。

そこで勝負が付く。

龍馬は自分の刃こぼれを気にしている。

 

本来であれば切るか切られるか

そんな瞬間も相手の気を飲む術を

身に付けている。

 

勝ち誇ることもなければ

相手を殺戮することもしない。

もし殺戮すればそれは暗に

 

恨みを持たれることを知っている。

意味もなく殺生をすることは

後々禍根を残すことになる。

 

幕末と言う風雲が数知れず

優れた人材を輩出した。

そしていとも容易にその命を奪った。

 

西郷も薩摩藩と言う組織の中で悲運を味わい、島津斉彬、島津久光に仕え、苦労をした人である

 

幕末という時期に

その次の時代の黎明に

島津斉彬は貢献している。

 

優れた人材であった。

早くより西欧文明に興味を持ち

その技術を自藩で実戦してきた。

 

その姿、考え方を見てきたのは西郷である。

苦境にあってその苦悩を気にもせず

生き抜く姿勢が美しいのである。

 

振り返れば、龍馬の暗殺も

西郷の自刃もどうして避けられなかったんだろう。

有能で貴重な命が本当に沢山奪われてしまった。

 

それだけが残念でならない。

 

 

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