営業苦行

キャッチコピーではないが工夫を重ねた一言で売上倍増

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どこに行っても忙しそうで相手にしてくれない。

新人だから相手にしてくれない。

実はそんなことはありません。

 

必ず誰かがお声を掛けてくれます。

あなたは母と父から惜しみない愛情を受けて育ったんです。

必ずあなたにお声を掛けてくれます。

 

諦めないで胸を張って行きましょう。

 

 

やり始めから稼げたら誰も苦労はしませんよ

 

どうして良いかわからない?

ぜんぜん相手にされない!

いっそ、逃げ出してしまいたい、助けて!!

 

PV稼ぎと同じで、苦しみを乗り越えれば成功が訪れる

 

配属されて2ヶ月間は倉庫で商品を憶えさせられた。

その後、先輩社員が同行して下さり色々教わった。

しかし、どこも真剣に商売しているので…

 

新人君は目障りだったのだろう。

当たり前だ。

Wパイプ松本支店に訪問

 

「今度担当する!」

「馬鹿野郎!うちは新人の養成場じゃねーんだぞ!」

いきなり怒鳴りつけられた。

 

サイみたいな体格の支店長から怒られた。

何もしないうちから恐そうな人に会ってしまった。

どこに行っても全否定的な言葉が返って来る。

 

兎にも角にも何もしていないうちからこれである。

落ち込むのは当たり前。

ここで辞めて帰ったら近所から笑いものにされてしまう。

 

じっと耐えていた。

1日10軒行ってこい。

何をしにどこへ行けばよいのかも解らない。

 

そんな日々なのに20日になると売り上げの追求が始まる。

夕焼けに染まる信州アルプスが涙を誘う。

こんな様子でこの営業所に与えられた数字はとてもやり遂げられるとは思えない。

 

ここから悩み苦しみ多くの本を読み自己解決する日々が始まる。

テクニックよりマインドなんだ?

テクニックよりマインドなんだ

 

『カーネギーの道は開ける』

 

この本を読み、そして赤線と付箋だらけにしながら

自分に言い聞かせた。

 

何が自分を苦しめているんだ。

つまり問題は何か。

その問題が「売り上げが全く作れない。」顕在化したらどうなるんだ。

その最悪の事態を覚悟しろ。

その問題を解決する方法は何か。

その方法が明確なら何時から実行するのか。

引用:カーネギー著「道は開ける」

 

このが頭の中で何度も何度も反芻される。

そしてやれること出来る事を紙に書き出し

悩んでいる暇を自分から無くして行く

 

身を粉にして歩き回れ、流し台が売れる可能性があるところには辺り構わず何を言われようが訪問を繰り返す。

10軒では駄目だ。

どうせ門前払いなので30軒以上は歩ける。

 

気が付かないうちに毎日が変わり始めた。

 

ある設備屋さんに入って行ったら厨房屋さんかい。

社長らしき方からお声を頂いた。

図面を手渡された。

 

これを見積もって欲しい。

商社経由でないと商品は出せないけれども御見積もりはさせて下さい。

そして見積書を翌日お届けした。

 

その場で見積書を見つめていた社長が「これお願いするわ!」

ドキドキする気持ちを抑え、「社長、設備問屋さんで取引があるところはどちらになりますか?」

うちは今、Wパイプからみんな買っているからそこから頼むよ。

 

あの、僕を「馬鹿野郎!うちは新人の養成所じゃないんだ!」

となじった支店長がいるそのWパイプである。

やったぜ、早速、Wパイプに向かった。

 

しかし恐かった。

だけど売り上げも必要だ。

当たって砕けろ!

 

Wパイプ松本支店に飛び込んだ。

「なんだこの野郎!」と支店長からいきなり怒鳴られる。

しかし「じつは三幸設備さんから…」

 

その時から世間の色が変わった。

その瞬間からWパイプの英雄にされた。

否、英雄になれたのだ。

 

その日を境にその支店長の笑顔以外を見ることがない。

疲れた時、休憩したい時、売り上げが足りなくて在庫をお願いする時、そうなんだ憩いの場が出来たのだ。

嬉しかった。

 

嬉しかった。

逃げなかった。

逃げなかった。

 

はじめて買った宝くじが当たったような感じ。

これなんだ。

探しまくれば僕を探している人もたくさんいるんだ。

 

恐い人ほど本当は優しいんだ。

逃げるから自分を社畜と思うんだ。

成功へのドアを開くのは僕自身なんだ。

 

お客様が断っているんではない、お前が断られることをしていた。

 

お客様が自分の救世主であった。

必死に訪問活動を行った。

誰よりも多く、そして「うち流し台なんて売っていないよ。」と言われれば、売り方を教えますので一緒にあなたのお客様のところに行きましょう。

 

そして買って頂いて新規の販売店を生み出していった。

心の持ちようで営業は天国にも行けるし、地獄にも行ける。

断られるのが当たり前、そして断っているんじゃなくてそれは挨拶なんだ。

 

犬も歩けば棒に当たる。営業マンも数を歩けばオーダーに当たる。

売れないのは歩かないお前が悪い。

通って通って通い続ければ息子か弟のように思ってくれる。

 

それが人間なんだ。

「うちいらないよ!」と言う方に「何とかあいつから買ってやりたい!」

そんな風に思われるくらい通うのだ。

 

1日1回でなくても良い。

1日に3回5回通うことで落ちるところもある。

気が付けば注文を捌き切れないほどに追い回される

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