きんとうん

憲法改正について、賛否の焦点は九条なら”否”であり平和憲法として進化なら”賛”だ



 

現憲法は無条件降伏後の1947年(昭和22年)に制定された。

この憲法はGHQの意向が強く反映された。

 

日本国憲法の主旨は【押し付け憲法】と広く国民に知らされたのは1954年である。

 

その後、1955年より改正論議がかみびすしい。

憲法を調べるとなんと不思議なことに

その始めは何と聖徳太子の【十七条憲法】であるところが面白く思えた。

 

また、英国は世界に先駆け

【憲法】が編纂されたのだろうと思っていると

なんと英国には【憲法】がないと云う。

【十七条憲法】はちょっとお粗末ではある。

世界に先駆け立憲憲法が施行されたのは

移民国家であり、独立を勝ち取った国である。

 

1787年にアメリカ合衆国憲法が早かった。

また、1788年のフランス革命後、

フランスは1795年に憲法を持った。

そんなことを考えながら英国の王室、

日本の皇室、西洋と東洋、戦勝国と敗戦国

との視点からゆっくりと考えてみたい。

 

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日本は立ち位置が東洋でも会ったため第一次世界大戦に積極的に参戦していなかった。

 

しかし西欧列強は産業革命後の凄惨な軍事力を

使った戦争で甚大な犠牲者を出してしまった。

この時に国と国の権利の行使を武力で行うことに大いに反省した。

 

東洋ではタイと日本だけが欧州列強の

植民地支配を受けなかった。

しかし、誰の目から見ても英米を相手に

戦争ができる国力は持っていなかった。

 

そんな日本に先制攻撃をさせたのはルーズベルトである。

 

日本はその未熟な国力を充分に理解していた。

ただ、中国や満州、仏印進出を実施していた。

英米は欧州地域でのドイツにも手を焼いていた。

 

日本はドイツ、イタリアと三国同盟を結んでいた。

英米蘭は交渉の末、日本の動きを封じ込めたかった。

その結果、原油の供給を止められてしまった。

 

その交渉の過程でルーズベルトは

日本の先制攻撃を誘導するような

姑息な交渉案を出してきた。

 

そのままでいれば1年半か2年後には

戦艦や戦闘機の燃料備蓄は尽きてしまう。

それでも開戦は避けたいと苦慮していた。

 

まさか無敵の要塞、パールハーバーを

それも米国太平洋艦隊を

奇襲攻撃することになってしまった。

 

戦争をせざるを得ない状況に追い込み、大きな痛手を負ったルーズベルトは異常な人間だ

 

ヤツだから広島、長崎に原爆を使用出来た。

また、その破壊力に匹敵するB29爆撃だ。

その結果が犠牲者310万人と言う敗戦であった。

 

軍事力を持つか否かは別として

これから先、どんな時代に成っても戦争という

国家の意思を使ってはならない。

 

そんなことは子供でも理解できることだ。

人を殺傷する兵器が進化するほど

犠牲者の数は幾何級数的に増える。

そんな中で中国は軍事力を急激に拡大している。

これは中国が後進国である証左だ。

中国は長くモンゴルの騎馬民族に手を焼いてきた。

 

万里の長城がその証でもある。

そんな一大事業を行っても

その長城は破壊されたのだ。

 

私たち日本人はこれから先

決して戦争を行うことはないだろう。

最先端の武器を持ちながらも。

それは戦争をすることより

経済で成功することが最も大切であることを知った。

決して武器を使うことはないであろう。

 

それはそれを使ってしまえば

再び凄惨な結果が起こることを

十二分に理解しているからだ。

 

ここで一番の問題は憲法と現実が著しく乖離していることだ。

 

憲法に矛盾があってはならないのだが

日本におけるこの敏感な事象は複雑怪奇で

だれも触ることが出来ない不思議な矛盾だ。

矛盾をはらみながらもこのまま手を付けずにいるのか。

そのままにしておくこともまた良いのかもしれない。

確かに自衛のための軍隊をを持たなければ

いともたやすく侵略されてしまうであろう。

その為にも日米安がある。

 

大きな弊害として首都、

関東のほとんどの空域は

日本が利用できない。

一体、どんな時代が来れば他国を猜疑心の眼で

見ることなく互いに認め合うことができる。

そんな未来を築いて欲しい。

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