愛しき命たち

生き物にサンキュー、ペットに感謝

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近所を歩けば犬がいる。

そして猫もいる。

たまには小鳥がさえずる。

そして彼らに心慰められる。

 

ありがとうペットたち、身近に接する命達

ありがとう小さな犬のミューズ

家に犬がいるだけで家族の結束は強くなる。

家族だから仲違いや言い合いがある。

つまらないことなんだが。

 

そんな時に君がいてくれてありがとう。

寸暇の眠りからから目を覚まし

そして私たちを見つめる瞳の何と愛らしいことか。

 

ほんのちょっと前の気まずい出来事が霧散する。

そんな君にいつも感謝している。

いつも相手をしてあげられるに直ぐに飽きちゃって御免ね。

 

そんなことも気にせずに

美味しそうに水を飲んでいる。

そんな君を煩わしく思う時もある。

 

ごめんね!

君は家族みんなに愛されていて

そして愛してくれている。

 

散歩も行きたいだろう。

どこか芝生の上を思い切り走り回りたいんだね。

今度のお休みにはきっと連れて行ってあげるよ。

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約束をしても約束の意味も解らないんだね

そばに寄ってきて膝の上に乗る。

その手先は柔らかくてとても愛らしい。

このままずっと膝にいていいんだ。

 

15分も過ぎると足が辛くなる。

ヒトはいい加減なもんさ

だけど文句の一つも言わない君がいじらしい

 

しかし、家族はみんな君を中心に考えているんだ。

家には決して君を一人にはしないだろう。

おかあさんが出掛ける時は誰かが留守番をする。

 

ストレスをかけないように気を使っているんだ。

長生きして欲しいから。

20年生きてもたった7,300日

 

そう言えば「子供に命の儚さを教えるために」君を迎えたんだ。

そんな娘も立派に大人になって、しかし君は元気に遊んでいたね。

反対に君がお空の良いところに言ってしまう時

親の私たちが一番悲しんだ。

 

まるでもう一人子供がいて親より先に行ってしまったような気分さ。

だからこれから私たちが君のところへ行く時には必ず一緒だよ。

だから君の亡骸(なきがら)はいつも一緒にいるわけだ。

 

何でこんなに切ない気持ちになるのかな。

同じ命を与えられ一緒の空気を吸い

一緒の家で眠りについた。

 

血統書とかそういうことは関係ないんだ

例え何処かに不具合があっても構わない。

どんなことがあったとしても物心ついた時から一緒にいる。

君の優しい心にいつも慰められていた。

 

本当はステーキの一番美味しいところを食べさせてあげたかった。

だけどそれは君の健康にいけないことなんだ。

最後の最後には食べさせてあげようと思っていたけど

 

その時には肉の塊さえ食べられなくなっていた。

もっと早く食べさせてあげたかった。

君はいつものように居間の毛布に横になり

 

楽しい夢をみようと眠りに落ちたのだけれど

それきり、二度とその愛らしい眼を開くことはなかった。

ありがとう

 

ありがとう

君のことは絶対に忘れないよ。

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