科学技術

なぜ日本は原子力発電から撤退しないのか



 

二酸化炭素と原子力は人類を危機に陥れる。

これは多くの欧米人に共通する認識だ。

否、全人類共通の思いかもしれない。

 

しかし、どうして安倍政権はシフトしないのか?

 

日本は技術大国、二酸化炭素・原子力を意のままに操れるのか

 

大量に保有するプルトニウム

 

北朝鮮のミサイル問題が我が国が保有するプルトニウムの量をさらけ出した。

60トン以上も公式では保有している。

核ミサイルを相当数量所有する国より多く持っている。

 

ある種の電極を海中に設置することによって

プルトニウムだけを収集する技術を持っている。

政府や官僚はこのプルトニウムを何に使う気でいるのだろう。

 

原子力発電所を持つことは自殺行為にもなる。

またプルトニウムを多数保有することによる危機感も欠如している。

福島第一原発事故の収集を終わらせることも出来ない。

 

しかし、どんな反対にあってもその実行への意志はなくならない。

一体何を考えているのだろうか。

ここで一つの仮説を立てたい。

 

第二次世界大戦で無条件降伏した、その条件の白紙撤回

 

平和である。

300万人以上の戦没者を出しながらも我が国は平和である。

しかし、心の何処かに無念さがある。

 

僕の認識では確かに米英に無条件降伏をした。

しかし、多くの不条理な出来事や領土問題を残してしまった。

無条件降伏をし現在、揺るがすことが出来ない日米同盟がある。

 

ロシアに北方領土を横取りされた。

台湾を独立させてしまった。

朝鮮半島の平和と統治権を奪われた。

 

戦中戦前は台湾・朝鮮は日本であった。

本土の人口7000万人と朝鮮半島・台湾の人口を合わせ1億総玉砕と言っていた。

もう一つ、米国によって制空権を握られている。

 

戦争はどんなことがあっても避けて欲しい

 

日本本土にミサイルが到達出来ない。

そんな迎撃システムが確立したら格保有国を気にすることはない。

空からの攻撃に対して全てを無力化出来る。

 

現在、潜水艦技術では世界のトップを走っている。

深度700メートルまで潜ることが出来、

その深さで活動可能な潜水艦は日本だけが保有している。

 

つまり米国の打撃艦隊が硫黄島近辺まで来たら

潜水艦一つで殲滅出来る能力を保持している。

深度700メートルの潜水艦に攻撃出来る武器を持ち合わせていない。

 

700メートルの深さで魚雷を発し、空母や駆逐艦の真下から直角に

攻撃を仕掛ける魚雷を防ぐ技術もない。

そこに加えてプルトニウムを使った核ミサイルを配備出来きる。

 

恐れるのはゲリラ作戦で海上から日本国内に入り込み核施設を破壊する戦術だ。

こんな筋書きを描いているとしたら直ぐに原子力ミサイルに転用出来るプルトニウムは必要だ。

これは憶測であり、空想科学小説のような考えだ。

 

大きな変化は中国にある

 

あれ程までに日本叩きをして来た中国共産党が俄に日本との関係を修復しだしている。

この思惑は何であるのか。

まず第一に中国には技術力がない。

 

中国人でノーベル賞を受賞した人々をみて欲しい。

中華人民共和国、つまり中国本土では

 

2010年 劉暁波 平和賞 中国基本的人権確立の為に長期に渡る非暴力の戦いを継続した。

2012年 莫言 文学賞 幻覚的なリアリズムによって民話、歴史、現代を融合させた。

2015年 屠呦呦 生理学 医学賞 寄生虫感染症のマラリアの治療に関する発見。

 

     である。

 

人民の多さとその統制に追われる国なのである。

世界第二位の経済大国と言っても人口が多いので人民の生活が向上すれば勝手にGDPは増大する。

それだけのことだ。

 

非常に多くのことを日本に助けてもらわなければ習近平の語る世界で第一の国にはなれない。

九の長所を持つ人間を一の短所でこき下ろす。

習氏は指導者にはなれない男なのだ。

 

一の長所を伸ばし、九の短所を是正してゆく。

この考えには到らない。

 

その中国が再生可能エネルギーへ大きくシフトしている。

 

江戸時代に戻れとは思わないが理想的循環社会の構築に邁進して欲しい

無条件降伏してから100年は過ぎていない。

ましてお隣で軍事力を増大させているとは言えさしたる影響はない。

北朝鮮が韓国と統一した方が世界のバランスを失いかけない。

 

共産主義と民主主義が38度線で均衡を保っている。

人類史上、米国が核を使用し日本にだけ使用した。

これ以降、あってはならないし、使うべき兵器ではない。

 

安心して核利用を停止すべきだ。

核を保有することは失う物が多く、ただひたすら国力をそぎ落としているだけではないか。

むしろ再生可能エネルギー開発に全精力を注ぐべきだと思う。

 

次世代に、その先の先の先へ

夢見ることが出来る社会や世界の希望を生み出す技術立国を愚直に進めて欲しい。

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