山のぼらー

ロッククライミングとボルダリング

投稿日:2018年1月25日 更新日:

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岩壁登攀と言えばヨーロッパアルプスだ。

マッターホルン、アイガー、エギーユ・デ・ミディー

山頂に辿り着くには岩をよじ登らなければ到達出来ない。

ハーケン、ザイル、カラビナ、ヘルメット

ピッケル等の道具が考えられた。

 

手掛かり足掛かりを使ってよじ登る

岩壁をよじ登ることが始まり

 

アルプス(欧州)の山巓に立つためには岩をよじ登ったり、氷の壁を越えていかねば進めなかった。

ロッククライミング技術がアルプスのガイド達によって確立されて来た。

1本のザイルで両端に2人で繋がり、交互によじ登って行く。

 

当然、足を踏み外したりして落ちることは発生する。

それを食い止め安全に登るための技術だ。

ハーケンと言うアルファベットのPのような形の岩釘を岩の裂け目に打ち込みカラビナというリングを通す。

そこにザイルを通しながら初めに登るものが落ちた際にハーケンを打ち込んだ箇所で次に登るものが下で落下を食い止める。

 

2番目に上るものは上で確保するものによって落下をセーブする。

体力と経験を積んでいけば安全に登攀をすることが出来る。

一般的に1級から6級までの等級で難易度を表す。

 

3級、4級の登攀ルートで練習を積む。

 

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ロッククライミング人口が増え岩壁の痛みが問題となった。

 

多くの登山者がハーケンを使い、また岩に穴を開けてくさび式のボルトを打ち込むそんな道具も使われるようになった。

安全性は高まったが登攀ルートの岩は崩れやすくなってしまった。

自然を破壊するだけではなく登攀ルートの痛みも激しくなり始めていた。

 

中にはアルミの塊に細いザイルを使い岩と岩の間に挟み落下した際のハーケンの役割を持たせたりしていた。

出来る限りハーケンやボルトの使用を控える動きが盛んになった。

欧州アルプスや日本でも岩壁登攀は流行しています。

 

そんな中で北米のヨセミテで身軽な格好で滑り止めのチョークを手に塗りながらヘルメットも付けず半ズボン、ランニングシャツで登る若者が現れ、スポーツ性が高まって来ました。

しかしいきなりヨセミテの岩山を登ることも決して安全ではない。

徐々に町中で人工的に作られた側壁を登る遊びが流行りだしたのだ。

 

ラインホルト・メスナー

 

怪物のような登山家が現れた。

彼は大学の催し物で油を塗った丸太を登る賭け事のようなゲームがあった。

その景品目当てに彼はそのゲームに挑戦し見事に登ってしまった。

 

それ以来、彼は登攀に夢中になり出した。

家の裏が山でありひょうこう1500メートルほどあったらしい。

毎日毎日登り続け極限の体力を付けていった。

 

感覚がとに過去日本とは違う。

一つの山行で東京から九州に行くほどの距離を自転車で移動する。

そして目指す山頂を登り切り、再び自転車で帰って来るのだ。

 

そして次第に世界の高みをそして遙かに難易度の高いルートを使って記録を更新し続けた。

エベレストの山巓に向かう時も彼は単独行だ。

なんとサウスコルにテントを張り赤血球を増やす注射を打ち低酸素状態でも十分に酸素を体内に取り込めるようにして登ってくるのである。

 

ここで一つ注意をします。

彼は特別な人間であり普通の人が決して真似をしてはいけません。

何故なら彼の弟は真似をすると言うより兄と同じようにして、そしてその命を落としている。

 

登山家の宿命がある。

困難な山行や計画は成功を修めればまたそれ以上に難しい目的に向かう。

その結果、待ち受けているのは天国への招待状なのだ。

 

ボルダリングはボルダリングとして楽しんで欲しい

 

例えば南アルプスの北岳は2番目に高い山だ。

最も著名な登攀ルートでバットレスの第四尾根がある。

登りはじめの2ピッチが難しいがその先は比較的初心者向けのルートだ。

 

但し、途中のマッチ箱のコルという場所がある。

ここは一度、懸垂下降をして場所をちょっと移動してから登りやすいルートを取る。

真下を見るのだけはやめておいた方が良い。高さは慣れで克服出来る。

 

真下に」小さな人為的な縦rものなどが見えるのだがそこからの登りで

今自分が立っているのか斜になっているのか解らなくなる。

岩場を登り切り草地まで来るが初めての高低差は経験すると体調を悪くする。

 

一般的に3ピッチ、60メートルから80メートルくらいまでなら大丈夫である。

ただ単に体力を直ぐに付けるならロッククライミングが早い。

三つ峠での練習で何度両手を攣ったことだろう。

 

親友は良く落ちる

 

調子に乗って「俺、トップッで行くから。」まだ丹沢当たりで沢の側壁で練習だから言いものを

先に登るといって登り始める。

しょうがないので真下で確保役になる。

3本ほどボルトが売ってあるのでそれを使いカラビナを通しザイルを通す。

1つめ、安心する。

2つめ、これで奴も死ぬことはない。

 

3つめ随分気が楽になる。

サクサクと変な音がする。

普通、ハーケンが効いている時は独特な音がする。

キュィーン、キュィーンと言う独特な音だ。

それがない。

「大丈夫か」聞くなりいきなり黒い大きなものが落ちてくる。

一瞬だ。

左の脇から背中を通したザイルを胸の前で両手で握りつぶす。

 

逆方向に滑るザイルを握ることで落下を食い止める。

無我夢中だ。

3本目のボルトが効いている。

 

10メートルは落下しているが何とか止めた。

奴は気を失って宇宙遊泳状態だ。

こっちは両手のひらが皮の手袋が焼け切れ手のひらが血だらけだ。

 

この状態では何分も持たない。

それでも奴を降ろさなければこちらも堪ったものではない。

ゆっくりとザイルを緩めががら安定した場所まで降ろす。

 

岩場ではヘルメット、両肘、両膝を守るものを付けていないとボロボロになる。

奴のヘルメットはおでこの部分がガリガリに擦れている。

そして両肘両膝は血だらけだ。

 

これがボルダリングと岩壁登攀の違いだ。

ちょっとでも落ちれば死ぬことはなくても怪我は半端ではない。

ただ、練習と訓練をしっかり行っていればこのようなことはない。

 

最後までお読み下さり有り難う御座います。

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