日本医学界

夜中に足をつる原因と簡単な対策を教えます

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疲れて深い眠りについている時に突然激痛に目を覚ます。

右足先の親指を手を伸ばし引っ張りたいのだが手が届かない。

腹立たしくもあり、みじめでもあり、いっそ介錯してほしいほどつらい。

その痛みの先に喜びがない分、さらに辛い。

 

 

しょっちゅう”ふくらはぎ”をつる

 

就寝中に足をつる苦しみは堪らん

 

夜中や明け方に足をつる。

十代の頃からの悪い習慣だ。

足先の親指に紐を括り付け、その状態で寝ようと考えたこともある。

ふくらはぎがつって逆方向に反り返る、足先を引っ張ることで痛みは早く和らぐ。

十代の頃は結構激しい運動をしていたのでその所為もあってのことだと思っていた。

ロッククライミングの練習を三つ峠などで行う時も両手の指先がつってしまうことがあった。

これは筋肉の過激な疲労で発生することと思い諦めていました。

家内は夜中に私が足をつることを喜んで馬鹿にしていましたが、度々、就寝中に起こされるので何時の頃からか強いお叱りを受けるようになりました。

そんなことを言われても足先を手前に引っ張らないともぎ取られそうな痛みなのです。

「その位我慢しなさい。子供を産む痛みに比べれば痛みのうちに入らないんだから!」

内心、君は1回きりだったじゃないか!俺は月に3~5回はつるんだぜ!

 

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これはしかたがないことなので諦めていた

筋肉が通常と違う動きを勝手にする訳で仕方のないことだと思っていました。

車で何時も通り過ぎる薬局に「こむら返りをする方に」と言う漢方か何かのコマーシャルポスターが貼ってあることは20年以上前から知っていたのですが効かない薬の押し売りだと思っていました。

例えば久しぶりにクラッチ付きの車を運転した際に運転中にも左足をつることがあります。

痛みの奇襲攻撃には対抗する術はありません。

何時痛みが始まるか解らないからです。

何時起こるか解らないと言うことは対策の立てようがありません。

町屋の火葬場で焼かれるまでこの症状とお付き合いする。

これは致し方ないことと諦めていました。

 

ある日、あの時、たまたま教えて頂いた特効薬

 

その日も朝方、激しいふくらはぎの痛みに苦しみました。

それが午後まで引きずっていて車から降りた際に足の筋肉を軽い運動でほぐしたりしていました。

帰りがけ、チェーン店式薬局に立ち寄り全く関係ない薬を購入し、レジに並んでいました。空いてはいましたが先にレジに並んだ方が沢山購入されていたのでちょっと待たされました。

そこで足の屈伸運動などを始めたのです。

床がアスファルトと違い少し滑るので丁度良かったから結構思い切り足を伸ばしていました。

「お客さん、どうなさったんですか?」

薬局のレジのお兄さんが声を掛けて来ました。

実は若い時から良く足をつるんです。

しかたないんですよ!

「お客さん、寝る前にスポーツドリンクをコップ1杯飲めばつりませんよ!」「本当!」

そのアドバイスを頂いて以来、冷蔵庫の中にはスポーツドリンクの2リットル入りが常備されています。

どうして誰も何十年の間、こんな簡単な解決策を教えてくれなかったんだ。

家内は管理栄養士でもある。

たったコップ一杯のスポーツドリンクでつらないんです。

きっと賢明な皆さんは知っていたんでしょう。

本当にその日を境にこむら返りとは縁を切りました。

これは幸せの極みでありました。

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