出来ないからやらない。
難しそうで到底近寄れない。
そんな風に思ってはいけません。
あいつに出来るんだから俺に出来ないわけがない。
そう考えて下さい。
壁を乗り越える
何もそんなに難しい事ではない。
20年も経つととんでもない事が出来るようになっている。
否、夢という目標は諦めれば成し遂げることが出来る。
もう70歳を過ぎたからと年齢相応に生きると決めてしまえば事実、そのような人生を終えていく。
夢を実現することに年齢は関係ない。
実は高齢化という言葉に違和感を感じる。
成功を手中に収めるのはほんの、一瞬、普通の判断や人との出逢いで激変する。
20円の商品を駄菓子ルートに乗せて74歳でロングランの商材を掘り当てた。
詳しいことはなかなか話してくれなかったが、その企画を取り扱った駄菓子メーカーの取締役がその年の瀬に訪問した際に今年はKさんの一人勝ちだった。と私に語っていた。
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どの位売れているの
そうだな1日、155,000個だから年間、5600万個の商品が販売されていた。
そしてその方がお亡くなりになった今も継続的に売れている。
たった一人でやっていた菓子食材の輸入販売だ。
ここまで売れると驚きを超えてしまう。
利益率については聞いていた。
しかし、語ることが出来ない。
例えば1円の粗利で5600万円になる。
トレンドアフィリエイトなど子供の遊びだ。
その方のダンディズムと男らしさが今も思い出される。
2円の粗利で億越えだ。
日本語みたいな英語で世界を相手にビジネスを続けた方だ。
向上心と出逢いが人生を変える
売り場を見ているとロングランでどこでも置いてある商品がやはり大半を占めている。
その中に入るものを生み出していくことがメーカーの本来の商品企画だ。
数量が多めに一定量が出れば設備投資は直ぐに元を取ってしまい、その分が今度は利益に変わる。
原料・包材・副資材等も値引きをさせて品質も安定してくる。
どこでも力強く生き残っているメーカーは本来交換の必要がある
生産設備を10倍20倍の料を生産している。
まずこのような定番の商品を売り上げの70%以上持っている企業で無いと生き残れないのが現状だ。
しかし、これらの商品は成熟していて改良の余地も無い。
それでも10年20年30年と時が経てばデザインは古くさく感じ始め、味も嗜好も変化がある。
実は少しずつではあるが変更は加えられている。
それでも商品企画は忙しい
売り上げの70~80%を占めるロングランの商品でもやはりだんだんと売れなくなり、採算ラインを割るような商品は必ず出て来ます。
その次の商品を投入していかなければ売り上げは徐々に減って行く。
それ故、売れているからと商品企画はのんびり出来ない。
次もその次も、またその次も生み出さなければならない。
そんな止まることや休む暇も無く商品企画は考えていなければならない。
花形の部署なのか、地獄の部署なのか、ただ当たりが出た時の達成感はなんともいえない誇らしさがある。
しかし、その時の安住に甘んずることは無い。
その次を直ぐに生み出す作業に掛かるからだ。
次から次へと現れる大きな壁を乗り越えてはまた次の壁を乗り越えていく。
最後までお読みいただきありがとうございます。