ペリーが幕府に開国を迫った。
それ以前より列島以外の人々は
この国に訪れていた。
急峻な地形と海に囲まれた島々が
この国のかたちだ。
狭い国土、資源が乏しい国である。
何故、太平洋戦争を仕掛けられたのか、無条件降伏をした国に今だに保障を強いる愚かな国、技術もないのに広大なツンドラ地帯を眠らせる国
国力がないにもかかわらず
米国、英国と戦う選択肢は
無かったはずだし戦争は無謀だ。
それは海外情勢についての
知識があれば一目瞭然であった。
つまり米英にはめられたのだ。
大きな犠牲を払ったことは残念なことであるが、結果として良かったのではないかと思う気持ちが少しある
現憲法がある限り戦地で命を落とす自衛隊員はいない。
世界各国の軍事力に比較してずば抜けた
兵器を所有しているにもかかわらず。
敵対する国々にとっては
我が国の軍事力より経済力、技術力が必要不可欠だ。
よって挑発はしても戦争を交えることはしない。
また、米国や英国、オーストラリア、インド等
我が国を擁護する国々も多い。
仮想敵国として”中国”ロシア”北朝鮮”が存在する。
そして今、何を勘違いしているのか
韓国までが仮想敵国化し始めている。
これは馬鹿げた誤解で有り
いにしえよりその関わりに思いを馳せれば
深い同盟関係を結ぶべき国々でもある。
幕末の思想家、吉田松陰は東洋の繁栄を
その戦術論に構想した。
アヘンに犯され略奪された清国のように
ならない為に如何に地勢を見据えた戦略を
必要とするか、維新後の日本政府は
その教えを実践してきた。
強いて言えば”台湾”で行った施政を
朝鮮半島でも行うべきであったと思われるし
満州や中国大陸でも行うべきであった。
しかし、その戦略も夢破れ”無条件降伏”することで
戦う必要性を無くすことが出来たわけである。
その巨大な労力を技術開発や経済発展に
注ぎ込むことが出来た。
金こそ払わされているが
注ぎ込むように血を流す必要は無い。
昭和日本の飛躍的経済発展を生み出したのは
朝鮮戦争で米国が日本を兵站とし
巨額の金を垂れ流したことによる。
朝鮮戦争では300万人以上の死者を出した。
日本人が戦争を始めることほど恐ろしいことはない
二度の元寇来襲に落ちることなく
戦い抜いた”北条政権”は海に囲まれた国
と云う特殊性があったが
大陸の国々が戦わずしてその軍門に
下ったにもかかわらず”サムライ”は
戦い抜いた。
決して神風だけで守れたわけではない。
サムライは自らの命を顧みず戦うゾンビのようだ。
その精神的破壊力がこの国の戦士の姿だ。
幕末、英国の新聞ではじめて紹介されたサムライは
銃を持ってしても勝てない兵士であると紹介された。
その居合い術は引き金を引く前に首が胴体から
中を舞うと紹介された。
その剣術は銃を持ってしても勝てない。
そのように思われていたようである。
戦争より日本の技術力は恐ろしい。
世界の至る所に行き渡っている。
無ければ各国の市民生活に巨大な停滞を生じさせる。
エンジンを量産出来ない中国、5万キロで廃車になるロシア製自動車、あらゆる製品の基幹部品は日本製
日本はその技術力と経済力を
敵対したがる仮想敵国の首元に
もう製品を売らないよ!
これほど致命傷となる最後通牒はない。
何をどう言おうが朝鮮半島は
日本の技術経済力の援護無くして
その存在はない。
日本で成功した半島出身者も数多い。
中国などは日本から部品が届かなければ
工場は稼働出来ない。
日本男児の肝っ玉を鍛錬せずに未来はない
どうしても幕末が比較対象になってしまう。
その時、旗本六万はなんの力にもならなかった。
勝海舟ではないが寝る間もなく
心胆を鍛えた者達が光った。
喫緊の課題は若者を鍛え抜き
間違いのない教育を為すことが出来る人材だ。
パワハラではない。
吉田松陰は決してパワハラを行っていない。
弟子たちが競い合い自ら進んで鍛え抜く
そうせざるを得ないように導いた。
但し、この国には日本男子の鍛錬を
決して忘れていないし
我が子にたくましく育って欲しいが故に
厳しくする深い愛情が未だに生き抜いている。