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6気筒エンジンの車がなければ自動車メーカーの存続はない

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低炭素から脱炭素化社会へ

そんな言葉が目立つ

石油も石炭と同じ運命を辿るのか

その時、地球上から自動車メーカーは消える。

その後に残るのは?

 

ガソリンエンジンからハイブリッドへそして電気自動車へ完全移行してゆくのか

電気自動車が陽の目を見るようになったのは

一重にバッテリーの高容量化と小型化が貢献している。

しかし、電気が再生可能エネルギーで発電されていればこそ意味がある。

 

現状、頻繁に充電をしなければならない。

30分の急速充電が可能のようだ。

しかし、急速充電はバッテリー寿命を大きく縮めるらしい。

 

それにしても自動車自体の電気依存度は急激に増えている。

カーナビを初め多くの機器が家電メーカーから供給されている。

自動車本来のコスト以上に電機製品の価格依存度が高い。

 

究極的にPHV自動車が主流になるとの意見もあった。

電気だけで走り、電気がなくなった時にはガソリンで動く。

しかし、果たしてこれらの努力は

多くの人々に貢献しているのであろうか。

大局的に議論を行い進むべき道を開かなければならない

実は車が大好きである。

それも高性能なエンジンを搭載したヤツだ。

4気筒にはまた違った面白さがある。

 

ホンダの作る4気筒エンジンは最高に楽しい。

そして車が大衆化されてゆく中で

『いつかはクラウン』と多くの人が考えていた。

 

それは静かで低速域から高速行きまでスムースに動く

6気筒エンジンを搭載した自動車だ。

 

それが突然、フォルクスワーゲンが

小さなエンジンにターボチャージャーを搭載し低燃費、

高出力のエンジンを供給し始めた。

 

自動車大国ドイツが二酸化炭素の排出量が少ないジーゼルエンジンを

国是として奨励している。

それは憧れの車から直6エンジンを奪い取った。

 

あこがれの車が憧れでなくなったら

私たちはその価値観を転換しなければならない。

ドイツの車を目指した日本車が逆の立場になり出している。

 

ドイツは実は今、とても深刻な事態に陥っている。

人口減少社会なのである。

それも年間で100万人以上減少しているのだ。

 

脱炭素社会の実現は人類の価値観を2000年進めなければならぬほど大変な作業である。

原油が石油と同じ運命を追うとしたら

確かにサウジアラビアはその準備に本腰を入れている。

 

私はこの避けては通れない問題は民主主義を越える

新たな政治の出現が必要なほどの作業であると思っている。

 

脱炭素社会への途方も無く遠い道のり

恐らく日本人のほとんどが所得が上がらないことに慣れてしまった。

所得が伸びなければ結婚も出来なければ子供も複数人持つことが出来ない。

だれもがご存じのようにガソリンに税金をかけ、

またその課税された税金にも消費税が課税されている。

 

有料道路は本来、いつかは無料になるはずであった。

ガソリンを使わなくなったら電気に課税するのであろうか?

こんなように話し始めるときりがなくなる。

 

江戸時代の東京が理想的な自然循環型社会であった。

その江戸を変革させたのは欧米列強ではないか。

 

そんな煩わしいことを考えないで6気筒エンジンを思い切りぶん回したいと思う。

しかし、時代は面舵一杯目一杯回転させてゆかねばならないのか。

 

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