究極のリサイクル都市”江戸”
そこに棲む人々の驚くべき向上心
ペリー提督も畏敬の念を抱いた松陰
江戸を見たシュリーマンは江戸庶民に感動を覚えた。
欧米列強に恐れを持たない諸藩とその藩士
欧米の最新兵器には勝てない。
そう思っていた。
しかし、欧米列強もピストルや銃では日本刀に対処出来ないと思っていた。
日本刀で居合い切りされたら銃を撃つ前に首が飛ぶ。
非常に恐れていた。
死ぬことを気にせず抜刀して来る侍には為す術を持たなかった。
それを捕鯨のためとは言え和親条約を強いた。
その金の豊富さに通商条約を強いた。
その顛末が薩摩藩の生麦事件、薩英戦争での敗退。
長州藩による下関戦争である。
公儀江戸幕府は腰抜けだ。
しかし三百諸藩の一部は幕府など気にもせず戦いを仕掛けてくる。
諸外国が日本の長い眠りを覚ましてしまった。
この国は自浄作用を持ち不要な公儀を倒してしまった。
三百年続いた権力さへ命を省みず叩いてしまう。
この時点からイギリス・アメリカはこの国を以下にするか思案された。
既に維新回天の奇跡からこの国を徹底的に叩きのめさなければならないと思っていたようだ。
そうで無ければ無条件降伏をせざるを得ないほど以上に日本を叩いた。
どれほどの民間人を空襲や原子爆弾で焼却下のだろうか。
あの本土攻撃は常軌を逸していた。
否、それほどまでに恐れていたのだ。
信じがたいスピードで近代化を進めた新政府
幕末維新に触れることがどうして心地良く感じるのか。
そんな時代だから英雄豪傑英才が出現したのか。
関ヶ原後、諸藩は耐え抜いて優秀な人材を育て続けた。
理を以て自然と相対しその生活を凜々しく続けて来た。
欧州の河川は排泄物がそのまま流されていて町中に匂いが溢れていた。
日本は糞尿を売り買いしていた。
糞尿を畑で肥料としてリサイクルしていた。
シュリーマンはこの点に於いても驚きの思いで文献を残している。
そして必要であれば命懸けで学ぼうとするその崇高な精神。
私たちはもっと自信と誇りを持って良いと思う
実際、戦後の急成長で、例え朝鮮戦争の特需があったとしても経済大国として君臨した。
どんなことがあろうとも戦争と言う手段は取らないが賢明な対応をするだろう。
自衛隊が保有する武器は(原子力は別として)世界最高水準だ。
空母を中心とした打撃艦隊は日本に通用しない。
保有する潜水艦は700メートルまで運用が可能だ。
この潜水艦を打撃出来る武器は現在無い。
この潜水艦から魚雷で狙われたら打撃艦隊は殲滅される。
出来るのだがそれを使わないところに大失敗後の反省がある。
維新回天が奇跡なら21世紀の奇跡を生み出そう
日本は台湾から慕われている。
また植民地化した当時、悪い日本人を入れ替えた。
日本は台湾に教育と巨額なインフラを築いた。
また当時、当たり前のように人々の命を奪っていた伝染病を駆逐した。
戦後も多くの途上国に貢献して来た。
幕末維新の巨大な原動力を以て多くの国々に貢献して行きたい。
「もったいない」と言う日本語
感動を呼ぶスポーツ。
これから生まれる子供達に、そして今生きる若者に”胸を張って生きる”
そんな気構えを心に秘めて生きて行って欲しいと思う。