営業マン・セールスマンと言えば大変な仕事と思いますね。
実際、買って下さい。それじゃいただこうか。
とは簡単にいかないところが面白い。
縦に振れないお客様の頭を縦に振らせる術はない。
こうやったらこうなると言うようなテクニックも無い。
100%上手く出来る方法もない。
それでも営業マンは客先に向かう。
どんな職業にも営業センスは必要だ
営業に上手下手はない
高校生の時、営業は麻雀を付き合ったり、ゴルフに行たりすることが仕事。
そんなイメージを漠然と持っていた。
1軒1軒歩いて訪問営業する人達はまだ少なかった。
会社と会社を繋げるパイプみたいなイメージが強かった。
実際、大学生になって家業を引き継ぐ長男は麻雀などに興じていて勉強はしていなかった。
太いパイプがある得意先と友だち付き合いをするのが仕事と勘違いしていた。
しかし、実際、営業戦略として新規顧客を日々生み出さなければ企業は何時か絶命する。
そんな言い方をするとやっぱり大変な仕事と思うでしょう。
しかし、そんなに難しい仕事でもない。
これからと言う時に苦しくて辞めてしまうから難しく思ってしまう。
よく考えて下さい。みんな営業職を実際に行っています。
会社を辞める理由の90%以上が社内での人間関係なんですよ。
犬も歩けば棒に当たる。
そうなんです。
営業も外を歩いてお客様と思える人に出会う時が来るのです。
嫌な仕事がいつの日にか楽しく誇りを持てる仕事になるんです。
売ろう売ろうと気構えななくとも売れるようになって行きます。
私の職業は営業マンだといつもそう思っています。
色々と売る商材は変わっても37年営業職を貫いて来ました。
そして肩で風を切って春風の中を歩いていたことを思い出します。
もし私の話を気にいって下さって読み続けていただけましたら幸甚の極みであります。
どんな職業についても誠意のある売り込みが必要です
もしあなたが絵描きになったとしても自分の描いた絵を売り込めなければ画家としては成功しません。
小説を書いて芥川賞をとろうと必死になったらその小説を売り込まなければいけません。
漫画家になってその漫画を漫画雑誌に掲載されるようになるにはやはり漫画の内容も重要ですが売り込めなければただの紙くずです。
簡単なロジックですが生きて行く上で絶対に必要なことは自分を売り込む営業力が無ければ大成しないと言うことです。
つまり営業なんて誰でも毎日行っていることなんです。
自分で自分を売り込めなければ結婚も出来ないことになりますね。
何か特別なことはしなくて良いと思うんです。
そこで本に書いてあるような”礼儀作法”や”お行儀の良さ”はかえって不自然でおかしいと思います。
それはあたかも水が高みから海に向かって徐々に流れていくように当たり前のことを当たり前にすれば良いと思います。
難しく考えるから売れなくなってしまうのです
それは新人の時はスーツ姿もまだ板に付いていなくてぎこちなさを感じます。
名刺の出し方でも2枚重なってしまったり、床に落としてしまったりで出来立ての”ほやほや”が解ってしまいます。
商談室で何処に座るべきか悩む時があります。
本来であればお客様のところに来た営業が座る位置にお客様が先に座ってしまったりで練習通りには行きません。
もしそのようなことがあった商談で成功されるには毎日起こる出来事を紙に控えて終業して会社を出てからよく考えて下さい。
日々の訪問先につて十二分に考えてから方針を決めて訪問して下さい。
数々のスタントプレーを行って来ましたがセオリー通りで上手く行くわけがない商談も奇想天外な作戦であっさり喜んで御注文を頂けます。
大切なことはお客様があなたの商品やサービスにお金を払っても喜んで貰えて、そしてあなたに感謝の気持ちを持って頂ければ営業マンとして成功です。
ご購入下さるお客様がお金を払って幸せになって頂くことを心がけて下さい。
そう言えば昔も今も『外商』なんて言葉も使います。
大切なことはお客様と本音でお話しを出来るようになること
いついっても忙しそうで話もしていられない。
そんなお客様もいらっしゃいます。
そのお客様は何もあなたと話をしたくないわけではありません。
そこで大切なことは時間を変えて何度も訪問することです。
労苦を厭わず何度も来ていることは解っているのです。
必ず、お声おを掛けて頂ける時が来ます。
それまで興味を持っていなかった商品やサービスであってもご案内を置いてきています。
そして興味を持っていなかったことに興味を持たれるようになることもあります。
そんな時にお声を掛けて頂ける時が来ます。
誰も知っています。
営業さんは毎日毎日、雨の日も雪の日も訪問活動を行っていることを知っています。
それは誰でも出来る容易な仕事ではないこともご存じなのです。
爽やかなイメージを残して置いて来て下さい。
捨てる神あれば拾う神ありです。
ここで述べさせていただいていることは”営業を誇り”とし営業職から幸せを勝ち取って欲しいあなたに向けております。