厨房廻りは最も重要な場所だ。
衛生的で無ければいけない。
家族の健康にとって最も重要な場所である。
そのキッチンの手を抜いて家を手に入れても価値がない。
厨房を設計する上で何が大切でどうすべきか?
そんな話をしてゆきたい。
システムキッチンとは
見た目の良さがシステムキッチン?
第一に考えて欲しい。
システムキッチンは戦後、ドイツの経済復興を早期に確立することを目的として設計された。
女性も社会進出して経済の早期発展に参加して欲しい。
主婦の家事労働の軽減を主目的として考案された。
現在、ワークトップに繋ぎ目が無ければシステムキッチンと言うのはとっても面白いことだ。
どこに家事労働の軽減が工夫されているのだろうか?
主婦の大変さはゴミ出し、洗濯、先々の献立の立案から家計費の計算、食器洗いの軽減。
多くの労働を効率的にこなしていける台所をシステムキッチンと言う。
そして長い歴史を持つ流し台メーカーは細かな気遣いがある。
それから十二分に検討をしなければならないのは家族の人数。
日本人の食習慣は地球上、多くの民族中最も幅広い献立をカバーしている。
和食、洋食、中華、世界中の食卓を賑わすメニューが調理されている。
そんなところから中華を調理するなら火力が強くないと野菜類がしなびてしまう。
チャーハンでさへ1人前を作るのが精一杯である。
三ツ口コンロの中には8,000kcalの熱量を持つものも存在する。
しかし、ほとんどの場合、5,000kcal越えがやっとである。
肉料理も電子コンベックを使った場合と竿腕内場合の時間的ロスや出来上がりの味が変わる。
一人暮らしや新婚家庭であれば仕方がないにしても夕食後のくつろぐ時間もキッチンを有効に使いたいものだ。
ワークトップが人工大理石だと高価で格好良いかもしれない。
しかし、通常の調理や配膳、洗い物をする上で食器を欠く確率が高まる。
豪華であることも大切であるが使用するに当たり気を使うようであればシステムキッチンではない。
このような観点に立って正攻法のシステムキッチンをお話しして行きたい。
厨房に関してはオールラウンドで取り扱って来ました
水回り、特にステンレスに特化したメーカーに勤めま
その中でも商材に偏ることなく、幅広く取り扱って来ました。
一般的なキッチンセットの販売や修理も行います。
システムキッチンについては1年間かけ社内資格ですが同期でたった一人資格を頂きました。
絵が好きだったこともあり図面を書いたりすることも楽しかったこともあります。
展示会などで定規と鉛筆を使いパースでシステムキッチンの商談を成立させて来ました。
売り上げの追求は激しかったのですが仕事自体はとても楽しく行うことが出来ました。
また、中途入社で業務用厨房機器販売のスペシャリストの方が仲間に加わりました。
その影響もあって業務用厨房設備士の資格も取ることが出来ました。
多くのお客様のご要望を聞きながら
そんな事業所の環境もあり、ただ自社のカタログの商品を販売するだけに留まらず、多くのお客様のご要望に応えるべくオリジナル製品も販売施工致しました。
本来は営業部なので施工やクレーム処理はする必要が無かったのですが、地方の営業所でしたのでクレーム対応から全てを行いました。
そんなお陰で偏った知識ではなくオールラウンドな知識を習得致しました。
キッチンを家庭の中心に日差しが当たる明るい場所で家族が集える場所を提案して参ります。
システムキッチンは見て素晴らしいだけでなく実用性にも優れていることが大切です。
だからと言って他社の欠点をお話しするのではなく多くの皆様にとって”価値あるキッチン”を提案していきます。