営業職を目指す君達へ、ブログでPV稼げるような男になれよ

どんな職業を選ぼうとも”営業センス”がなければ成功しない。

絵描きになろうと、漫画家になろうと、漫才師になろうと

自分を売り込めなければそれで終わり。

ブロガーの前に、我、営業職を志す

実家が商売をしていたので就職なんて考えていなかった。

大学の成績で”A”がいくつあるのかなんてナンセンスと気にも留めなかった。

それなのにみんなが就職活動をはじめている頃に就職しろと冷たく言われた。

友は未来を決めていた、僕は絶対に売れない詩を書いていた

5人兄弟の末弟であった為、当然そのまま家業に就くと思っていた。

10歳違いの兄が2人いて家業を切り盛りしていた。

のんびりしたもんで勉強をしていると怒られた。

お前は学者にでもなるのか？

しっかり遊んでこい。

これが長男の何時もの台詞であった。

当時、将来を約束した彼女もいた。

当然、一緒に成ると考えていた。

寸暇を惜しんでは毎日会っていた。

ところが同級生が就職活動をしている最中に親族会議が開かれた。

どうやら長男が躁鬱病のような精神状態に陥ったらしい。

おかしな話で、家業の商売は全く問題なく長男は病院に入院した。

その時、亡き母の姉や叔母が男3人で商売をやるのは止めた方が良い。

何処かに勤めに行った方が良いと結論づけられた。

今更何を言うかと思えども父母は既に他界していた。

成績で言えば4年間でAは6個、後は卒業出来れば良いと言う有様だ。

就職？と急に言われても手も足も出なかった。

と言うよりも何の知識もなかったのだ。

しかし、既に婚約者がいるような状態であった。

かと言って悩んでいても何の結果も生まれない。

人生は髙杉晋作のようには簡単に進まない。

リクルート雑誌の提言

リクルート雑誌を購入して来て何度も何度も読み返した。

結局自分は小さいながらも会社の経営者になるために今日まで来た。

小学生から満点は図画工作や美術だけだった。

当時は大学卒業をしたものが営業職に就くことは無かった。

しかし、どの企業も時代の変化の渦の中にいた。

第二次オイルショックの最中で花形企業も変化を遂げた。

10年前、就職に苦しんだ人達が泣く泣く入社したイトーヨーカドー。

それがその時にはおすもおされぬ優良企業になっていた。

仕方なく入社した奴らは宝くじに当たったヒーローのように自慢していた。

大卒男子がスーパーマーケットに就職なんて世間の笑いもの。

世間は、次ぎにセールスマン不足に悩んでいた。

不足していたと言うより優秀な人材を求めていた。

世間は営業やセールスは大学出の男がする仕事ではない。

もし大卒男子がセールスしていたら笑いものになった時代でもあった。

しかし、そこに心を決めさせる文章に目が行った。

『どんな職業に就こうと自分を売り込むことが出来なければ人生の成功はない。漫画家になろうが、絵描きになろうが、小説家になろうが、どんなに素晴らしい才能があっても自分を売り込むことが出来なければただ捨てられるだけだ。営業職を身に付けることによって未来は無限の可能性を秘めている。』

そうか。

それならば一番大変な業界に行って一番難しい営業職をこなしてやろう。

それが僕の結論であった。

どんな業界が良いのだろう、何を売れば良いのだろう、何でも出来るやつが成功するんだ

住宅関連が苦戦していた。

新築着工戸数110万戸あれば業界としては好調である。

それを大幅に切っていた。

アルミサッシ、住宅設備機器、等をチョイスし始めた。

いろいろ説明を聞きに企業訪問を行った。

なかなかそれでは採用とは行かない。

その時、考えていたことはしっかりと勉強し、ゆくゆくは事業を興し商売をする。

そして成功してハインリッヒシュリーマンのように考古学や登山に時間を割きたい。

その為には5年ぐらい必死になって仕事をしても、兵隊に取られて殺されるわけではない。

末弟で甘やかされて育った”レッテル”を剥がしたかった。

そして独立した際の戦闘能力を身に付けたかった。

そして一番重要であると考えたのは創業社長が1代で築いた会社を探した。

それはゼロから莫大な企業を築き上げた秘訣を盗みたかったからだ。

生きて行くからには何でも盗んで自分の能力にしてしまえ。

しかし自分の思うように採用してくれる会社があるだろうか？

方針が決まれば真っ直ぐに進めば良い

どうしてもここに入りたい。

その志望企業を見つけ出した。

当時は”井上工業”と言っていた。

高級流し台の製造販売メーカーを発見した。

但し、入社するには大変な競争率であった。

しかし溺れる者、藁をも掴む思いで手を打った。

結果的には入社することが出来た。

これが私の営業職を志した経緯であります。

この前後の話はまた後にお話しして参ります。

僕にあるのは負けじ魂なんだ。