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【おかあさん】なつかしいですね

 

【おかあさん】と呼べなくなって

どのくらい経ちますか?

けど、側ににいるような気もします。

 

久しぶりに”インフルエンザ”で【おかあさん】を感じました

 

いつも風邪を引くと

そばでいろいろと助けてくれましたね

だから時空を越えて今回も看病に来てくれましたね

 

【おかあさん】と呼べなくなったのは僕が13の時でしたね

僕は男だったので

どんなにつらくても

泣いちゃいけないと

 

自分に強く言い聞かせていたんですよ

でもまさか本当に【おかあさん】

消えてしまうなんて

 

そんなことは理不尽で

絶対にあってはいけないことだとお思っていました。

しかし、現実はたんたんと進んで行きますね。

 

寝汗をかいて

背中にタオルを入れて頂いたこともありました。

みかんの缶詰を沢山買ってきてもくれました。

 

今も恥ずかしいんですが

熱があるときに

おかあさんは助けに来てくれますよね。

 

息をしなくなってからも

病院の先生たちは

一生懸命に蘇生に尽力してくれましたね

 

もうこれ以上はいいのにね

みんな涙をこらえながら

見ていましたよ。

 

僕は溢れそうになる泪をやっとの思いで

目頭でやっとの思いで止めていました。

まだ”お父さん”が亡くなってから

 

3年しかならないのに

どうしてそんなに先を急ぐんですか。

急ぎたくはなかったんでしょうけれど

 

お坊さんが朝早くから夜遅くまで

お経を唱え続けていましたから

僕はお経を暗記してしまいましたよ

 

この間はまだまだおかあさんがいない

なんて”ぼっうと”していて忘れちゃうんですね

おかあさん、火鉢の”やかん”が唸っていますよ。

 

どんなに楽しい映画でも楽しければ楽しいほど早くおわっちゃうんですね

 

こんなに体はだるいのに

生きているのか夢の中なのか

早く直って欲しい気持ちと

 

幼いときのおかあさんと一緒にいられる時間も

続いて欲しい気持ちもちょっとしますよ

いい歳をしているんですが。

 

おかあさんと会えなくなって

もうすぐ40年近くになるんですから

だけど今もはっきりとここにいますよね

 

おかあさん

最後に鉄の扉が閉まるとき

泣かないと決めていたのに

 

あるれ出したなみだは止めようがありませんでした。

もう二度とおかあさんの顔を見られないんだ。

その手も触ることが出来ない。

 

やっぱりインフルエンザには早く消えて欲しい。

つらいよな!身の置き場所がない。

おかあさん、また来てくれるよね!

 

僕は”おかあさん”が来るときは13歳のままなんだよ。

絶対に誰にも言わないからね。

僕の話ばかりでごめんね!

 

永遠のおかあさんへ

 

おかあさんの年齢より

僕の方が長生きしてしまった。

若くして亡くなったおかあさんは

 

いつまでも若いままで羨ましいよ!

大人になってからは毎日に追われて

おかあさんのこと、忘れてしまいましたよ。

 

ごめんなさいね。

それでもおかあさん

風邪を引いたりして具合が悪いと

 

何時でも僕の看病に現れてくれますね。

ありがとう、おかあさん!

  • B!