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「日本の借金」1053兆円 国債発行高、過去最高に と言う大嘘

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国債の発行高をここまで多額にしたのは誰だ。

自由民主党か?

国民か?

官僚か?

責任を垂れない奴らがやっている。

国債を多額に発行しないとこの国はおかしくなってしまう。

そんな屁理屈が通るのか?

 

 

政治は国民を欺すことによって成立する

 

しかし政治家を選ぶのは有権者つまり国民だ

竹中平蔵氏が第一次小泉内閣に於いて経済財政政策担当大臣、金融担当大臣を兼務している際に国債の発行高について暗にデノミを行い1ドル=1円にしてしまえば二桁誤魔化せるので国の借金など取るに足らずと言うような趣旨のインタビュー記事を読みました。つまり、1000兆円在ったとしても2桁下げれば10兆円だ。たいしたことではない。

1ドル1円、円だから360度で360円と冗談のような固定相場制は1949年に取り交わされた。しかし、レーガンによって1973年、変動相場制になった。この話だけ考察しても1/3以下である。何を言いたいか。日本経済新聞までが本気になってその数字だけを強調し史上最高の、世界最大の借金大国等の言葉を使い国民を欺しておることが腹立たしい。

結局、日本経済新聞社はその時々の数字を報告するだけのメディアであり、志を持つ日本男子はいない。単なる金儲けの民間企業だ。政治家を選ぶ立場の国民はしっかりとした情報を収集し自ら物事を把握しなければならない。米英と戦って勝つと欺された奴が悪い。負けを見越して手を打ったものがどさくさに紛れて顔で涙を流し心で笑うのだ。

 

 

 

 

邦銀の貸し付けに関しての基本的な考え方

貸し付けする際の基準は貸付金が焦げ付いても元が取れる土地や資産を持っているものには貸し付けを実行する。貸付金の返済が出来る裏付けがなければお金を貸し付けることはない。これが日本国の謝金に対する考え方だ。少なくとも江戸時代から売れる娘がいる農民にだけは金を貸す。腹黒いと言えば腹黒い。しかし事実は事実だ。

企業であれば貸借対照表を作る。それを見てその経済体の健康度合いを管理する。

2013年度末 日本政府のバランスシート

資産 負債
現預金   653兆円 公債        856兆円
有価証券  129兆円 政府短期証券     102兆円
貸付金   138兆円 借入金         28兆円
出資金    66兆円     国の借金小計    986兆円
有形固定資産178兆円 公債856兆円、政府短期証券102兆円、借入金28兆円
                                  ←国の借金 合計986兆円
運用預託金 105兆円 運用預託金見合い負債 
その他    18兆円 公的年金預り金112兆円、その他45兆円、
合計   1287兆円 ネット国債490兆円
(負債の総額から試算を差し引いた額、1142兆円-653兆円)
  負債総額     1143兆円

日本政府のバランスシートは欧米先進諸国と比較して政府資産が巨額、世界一である。その政府資産は比較的換金可能な
金融資産が極めて多い。

日銀と政府はまとめて一体のものである

 

政府の財政を考えるに当たり日銀を連結対象から省いた理由は不明であるが広義で言えば連結対象として
日銀も含めてバランスシートを作る事は出来る。

 

日銀のバランスシート

資産 総計241兆円 そのうち国債が197兆円 負債241兆円
そのうち発行銀行券は87兆円、当座預金129兆円ある。

日銀も含め連結ベースでは、ネット国債は253兆円である。

 

私は学者ではないので細かい数字をこの先列挙し述べるに値しない。
しかし、財務省発行の諸書類を厳密に把握すれば国債の発行高だけを
強調して政府内の諸事情を合わせて考察すれば武者金に近い状況である。

これ以上、国民を欺いて重税を課していくことは国家としての信用を失う。
団塊の世代と言う財政の嵐に対しての耐性を既に築き上げている。

民主主義は多数決だ。多数決の欠陥が露呈することにも危機感を感ずる。
財政破綻という事象以上の大問題が起きるのではないかと言うことだ。

最後までお読み下さり有り難う御座います。

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