高いハードルは常に乗り越えるために価値がある。
製品検査で決められた閾値を誤魔化して商売をする。
それで本当に企業は利益を出すことが出来るのか。
世界でも特筆すべき勤勉さと律儀な日本企業はどこへ?
頭を下げて済むことではない。
身を律し、自らの重大な過ちを認め、己に厳格であって欲しい。
納入前の厳しい検査を誤魔化したり、祖国を廃墟とする重大なエネルギー政策で妥協があっても自分を許せるのか
全く信じられない対応である。
この国は地震大国であり、何時尋常ならざる天災が訪れるのか誰にも解らない。
確かにこの地球という星が壊滅するような隕石の到来を恐れても致し方ない。
この地球が誕生してから未だかつて地球を壊滅させる事態は起きてはいない。
そこまで考慮して建築物を構築することは出来ない。
しかし、少なくとも地震・津波・尋常ならざる降雨に対しては十二分な対応をすべきだ。
東京電力福島原子力発電所において発生した事に決断をするべき立場にいた者は言い訳は言えないはずだ。
強いてお褒めの言葉を贈るとしたら先進諸国に原子力発電を断念させた。
この点については賞賛に値する。
この国の化学技術や先端産業に過信がある。
実際に諸外国に原子力発電所を建設していた企業は廃業の危機に追い込まれた。
少なくとも私はこの国の企業が持つ良心や化学技術力に誇りを持っていた。
今はそんな気概を持っていた自分が恥ずかしい。
大きな地震が起きるのは当たり前だ。
それなのに北海道では全ての電気供給が止まった。
衿を正して欲しいし、目先の利益を追求し、将来の全てを失うことは避けて欲しい
この日本で2万人以上の人命が奪われた。
超優良企業であった東京電力はその体を成さない。
北海道で一週間近く電力が供給されなかった。
そして今度は耐震・制震部品の検査データ違反である。
地震を当たり前のものとして安心してこの国の国民は暮らせる日が来るのだろうか。
東京都内は巨大で高いビルが林立し東京タワーを隠してしまうほどである。
これは安心して良いことなのでしょうか。
高い建物を作る前に安心・安全を確実にして欲しい。
一体、誰に責任があるのだろうか?
この国の舵を取っているのは誰なのか、責任の所在が不明であることがいけない
操作された選挙で選ばれた二世議員が次々に誕生する。
彼らに責任のある議論が出来るのだろうか。
民主主義という嘘の着衣を身にまとう。
これが民主主義の限界なのか。
誰もが賞賛する明治維新の気構えはどこに行ってしまったのか。
大東亜戦争の責任はGHQによって裁かれた。
そして死刑にされた。
もう一度、振り返ってみよう。
何をもって悪とするかは立ち位置によって変わる。
だから三権分立がうたわれる。
国会(立法府)内閣(行政府)最高裁(司法府)
加えてマスコミが存在する。
否、そんな議論より最低限の正義を持った大人が物事を動かして欲しい。
結論から言えば将来がまだまだ大きく広がる若い世代にどんどん任せるべきだ。
将来のない老人に過去は語れても未来の夢は見られない。