日経平均は24,000円の壁で下落します。
24,000円が壁ですね。
1回、20,000円を切ります。
オリンピックから青天井になります。
どうしてかと申しますと日本企業の技術力がこれから飛躍してゆくと思います。
その技術には容易に追いつけない、近付けないと思うんです。
そして尚且つ為替相場に一喜一憂する環境を克服して来たからです。
日本企業は世界中に根を張っているからです。
投資をするならば分散投資
日本企業は日本で完成品にして船に乗せて輸出する。
そのやり方を大きく変えてきました。
小さい基板などは国内で作り、どこでも作れる本体などは現地で生産する。
まず始めに大切なことを話します。
株式投資にしても金にしても一番安い時に買うことは出来ません。
また、一番高い値段で売却することも出来ません。
心構えとして「損切り時」「利益確定売り」のリミットを設定する。
これは当たり前のことです。
最も難しいと思うことがあります。
これが解らず悩みました。
例えば株式投資で投資資金が150%まで上がり自動的に利益を確定して行きます。
ここでそれでは儲けた利益も含め再投資をする先は?
これが解らず苦しみ、果ては株式投資から手を引きました。
答えはまず利益を確定してから儲けの一部で欲しいものを買う行為はしない。
利益確定の前と同じ心を維持する。(初心忘れるべからず。)
利益を確定した理由は現状の株価がその先も上がらないと判断したからです。
確実に下げ基調になる。
その確信があったから利益を確定したのです。
つまり利益を出した投資資金に利益を乗せて次の投資先を考えていなければなりません。
出来る限り危険性のない安全で少ない利益でも投資出来る先を設定しておくことです。
そして、下げ始めた株式市場が再び底を打つのを待つのです。
ここまでの勉強や計画がなかったために失敗を犯してしまいました。
利益確定で行った失敗
調子に乗って国産車ですが高級車を買ってしまいました。
どうして良いか考えられなかったので以前から興味を持っていた投資信託に大きく投資をしました。
そしてこの会社の株式は安全だろうと誰もが思う企業に投資してしまいました。
自動車ほど無駄なお金はありません。
維持したり燃料代などを考えればあっという間に1千万円ほどが消えてなくなります。
投資信託は日経平均に比較的シンクロします。
結局、長期的に寝かせる羽目になりました。
安全だろうと考えた一つの企業はなんと上場企業でありながら金融機関から見放され倒産です。
結局、初めの投資資金以下にはなりませんでしたがつまらない結果となってしまいました。
現在、日経平均は24,000円の攻防を演じています。
これが下げ、そして反転し始めたらまた株式投資を始めようと思っています。
簡単な答えを言うならば勉強して自分で明確なルールを持っていれば
株式投資は最もリターンが大きい投資先です。
しかし、連戦連勝はどんな世界でも困難なことです。
小さな失敗を繰り返しても大きなリターンで挽回出来ます。
また、近年の投資は短期で白黒つくものが良いようです。
昔のように一度買った株は忘れるほど寝かしておく時代ではなくなった。
企業の盛衰のスピードが速くなってきています。
デジタル技術によって規模を拡大した企業が多いのです。
そしてこの技術は進化のスピードが速く、好業績で一瞬伸びても直ぐに新しい手法が出て来て企業の寿命は短くなって来ています。
過去のように低位株、商売のスケールより保有資産が格段に多い企業。
そこを狙っても大きなリターンは期待できないでありましょう。
そんな事情で事前に「損切り」「利益確定」「次の投資先」とエスカレーターのように自分でルールを確立しておいて下さい。
また、多くの専門家がいろいろな意見を述べておりますが、専門家にあなたにはなれません。
あなたが思い描く投資ストーリーを明確に持ち続けることが大切です。
変更があるのは当然ですからその都度変更したストリーにしていけば良いのです。
考え抜いて買ったから気持ちが落ち着くなんて言うのは駄目なんです。
買って、その次ぎに何が起こったらどうするか?
次々に次の一手を考えておかなければなりません。
そうすればあなたは常により多くを儲けられるようになるでしょう。
FX(外国為替証拠金取引)
FXも貿易を行っている方は多くの海外の情報が入って来ますので大凡の予測が出来ます。
こちらも利用されると案外読みやすいかもしれません。
何より日本以外の情報も必要になって来ますのでビジネス感覚も養えます。
2011年6月に台湾から機械を輸入した際、1ドル⇒¥82-程であった。
この為替でUSドルで支払いをした。
現在、¥110-とすれば23%も値上がりしたことになる。
2015年では¥122円/ドルであった。
30%も価格差があるわけです。
身近な出来事や価格に実際に電卓を入れる
今はスマートフォンを電卓代わりに使われる方も多いと思います。
しかし、打ちやすい電卓は何時も側に置き使って欲しいと思います。
やはり現実的に電卓を入れ計算する習慣が大切です。
出来るならば金融電卓を購入し普段から複利・単利と言う利息の違いも
単に金利と言わずに二つの場合の違いがあることを念頭に置いて下さい。
お金を借りる場合も預ける場合も大変重要なことです。
こちらのサイトで複利・単利の利息をグラフで出力してくれます。
算数や数学が得意不得意は別として最低限、理解して置いて下さい。
何となく言われるままに支払をすることだけは止めて下さい。
0.5%の違いなんてたいしたことではないでは済まされません。
投資についての心構えをお話し致しました。
次は本題のまとめを説明します。
今後の資産運用の方向性
我が国日本は世界でも独特で固有な形になっていくと思われます。
ある意味、スイス・ルクセンブルグ・リヒテンシュタインの用に金融機能を全方位的に操る国家と成って行くでしょう。
しかし、前者の3つの国に共通するタックスへーブンの昨日は持つことはないでしょう。
日本の企業は皆一様に安全・安心・法令順守、そしてコンプライアンスが要求されております。
合法的に払うべき税金は払い、その後であっても利殖率の高い金融国家となるでありましょう。
また次世代の技術開発を行い勧める研究部門がほとんどを占めるようになる。
そして、その技術の販売元となる組織が世界の各国に広がっている。
つまり次世代技術の心臓になるわけであります。よってお金も世界から集まってきます。
そして少子高齢化は近未来的にバランスが取れてくると思われます。
世界から若く優秀な人材がこの国に集まって来ます。
これが最も大切なことです。この国は第二の変革期にさしかかっております。
鎖国から開国をした明治維新、北米のように沢山の移民が住み暮らすことによって
第二の鎖国が解かれます。治安が悪くなることも予想されますが21世紀は
日本が移民国家として大きな変革をする時代です。
この流れは止めることが出来なくなります。
来日外国人が30万人、ニューヨークに観光に来る外国人が960万人いた時代は
驚く変化を見せています。昨年の来日外国人は2500万人を越えました。
この数字を誰が予想したでしょうか。
これからの日本の方向性としては移民(正確には優秀な人材)の急増
日本企業の更なる発展と国際化であります。
日経平均は今、一度下がりますが次の上昇局面では”青天井”だと考えております。
但し、変化の速度が速まりますのでその動きを見逃さないように情報の収集には十二分に気を使って下さい。
話は長くなりました。最後までお読みいただき有り難う御座います。