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北海道を旅するこんなモデルコース宗谷岬から釧路

旅と言うのかステアリングを握ると

止まらない性格で何処までも行ってしまう。

タイヤから腰に伝わってくる路面の感触。

 

高回転でパワーを爆発させるエンジン音

これが好きで疲れ切るまで走ってしまう。

 

北海道は非常に広いのだが東北と比較して歴史が浅く文化的な名勝は非常に少ない

稚内を早めに出発した。

宗谷岬まで非常に緩い左カーブだ。

地図を見ればそのままの道。

果てしなく続く真っ直ぐな道、対向車もいなければ後続車も前走車もない

 

気が付けばリミッターが効いている。

性格が恐いのでリミッターはそのまま効くようにしている。

それ以上の速度は許されない非常識だとも思う。

 

あっと言う間に宗谷岬に着く。

納沙布岬と宗谷岬の違いがわからない。

名前が被ってしまう。

 

車を走らせていて何処か関東でも

走っているかのような錯覚をする。

似ているわけで変な気分になる。

 

相変わらず左に広大な海が広がり

右側は美しい緑の山々が続く。

238号線、宗谷国道はまたほぼ直線で

 

遙か彼方まで続いている。

陽炎を意識しながら走り続ける。

紋別、サロマ湖、網走と続く。

 

距離はあるのですが信号や他車が

ほとんど無いのでペースは上がる。

途中途中で車を止めて写真を撮りたい場所もあった。

 

しかし、天候が悪く諦めた。

もともと登山が好きなので

昨日の礼文島礼文岳や利尻島利尻山には

 

またの再会と登頂を願いすり抜けてきた。

知床半島の縦走も夢であった。

その偵察もしたかったが雪がまだまだ多く

 

車での進入は許されなかった。

今日はかなりな距離を走りきった。

釧路まで着いた頃は夕刻を過ぎていた。

 

ビジネスホテル風な宿に飛び込み

シャワーを浴びて直ぐに外へ食事に向かう。

唯一、人と話が出来るのが夕食などの時間だ。

 

すると暖簾に【めし・さけ・おかあさん】と言う食堂があった。

店に入るなり三方向をカウンターにし

おかあさんが火鉢で干物を調理している。

漁に使う網の硝子浮き球がいくつも

 

装飾に使われている。

テレビがついていて

プロ野球を夢中で見ている

サラリーマン風の男性が

一人だけ店にいた。

 

ほっけと頼むとカウンター中央の

火鉢に干物を投げ入れる。

少し落ち着いてくると

 

その男性が話しかけてくる。

「どこから来て何しに来たの?」

「兄ちゃん北海道の道を何て言うか知っているか?」

 

「ミルキーウエイって言うんだ。」

「牛がたくさん歩いてるっぺよ!」

何となくみんなストレートな表現で面白い。

店の名が【おかあさん】

 

おかあさんが作ってくれるもの【さけ・めし】

そいでもって【ミルキーウエイ】です。

おかしいというかみんな真剣で

 

真面目に話を聞いていました。

あの蛍光灯ではなく裸電球の橙色の灯りが

とても似合っている。

 

北海道を開拓し独自の文化を築いた人々の生活必需品や漁に使う道具がそのまま続けて存在している

例えばそれは鉄道であったり。

多くの物産を運ぶための港や船だったり。

そのままの自然が過酷なのでその対処品がある。

 

それでいて案外、網走、釧路、北見、帯広と暮らす人々は多い。

日本の海上輸送が頻繁に行われたのは日本海岸からだ。

小樽、新潟、舞鶴を行き来する海上輸送が始めに繁栄した。

 

北前船(きたまえぶね)は松前-敦賀-門司-大坂-江戸

まで米や海産物を輸送していた。

 

仙台の方々は自虐的な表現でもし伊達政宗は太平洋側での

海洋運輸を発展させていれば宮城県も随分と繁栄したはずだ。

と嘆く。

 

面白い現象で確かに新潟県の製菓メーカー

などは流通を全国的に展開していた。

 

宮城県や岩手県の製菓メーカーは

全国ネットで展開しているメーカーはない。

 

仕事をしていたおかげで

このようなことにも興味が持てる。

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