白熱球電灯の下で山靴の手入れをする。
これもまた下山後の楽しい時間
大切な登山靴の手入れ
トブラー
山から帰ってくると最初に靴の手入れをしていた。
徹底的に歯ブラシなどを使い水洗いする。
一通り汚れを落とした後は靴の中に古新聞を入れる。
そこからトブラーと言う保革油を手で塗り込んで行く。
そしてみんな今回の山行を思い浮かべながら思いを込める。
当時からKiwiウォータープルーフがありましたがKiwiを使うとかわが柔らかく成り過ぎる。
トブラーはそのまま皮膜を作るように皮の表面を保護してくれる。
そしてタオルなどの布切れで拭き上げると感動するほどの光沢感が出た。
それが20年以上前から何処をどう探せど販売されていない。
ネットで調べてみても倒産したなどの書き込みもない。
残念な話である。仕方なくWikiを使っている。
コロニルのミンクオイルが近い気もする。
やっとトブラーで見つかった文章を読むとやっぱり昔は皆使っていたらしい。
同じ品物でも名前が変わっている
日帰りハイキング用にデイパックを30年以上前に買った。
それを今も使っている。汗が滲むところや擦れる部分は相当色が変わっている。そのブランドはシュイナード結構有名だったと思う。
今はパタゴニアと言う名前に変わっている。
このデイパックも相当使い込んでいる。
しかし、買い換えようと思うほどにはならない。
そのデイパックと同じ頃、購入した軽登山靴が1足残っている。
30年以上の歳月が流れても新品のように靴箱の中にある。
これは巣鴨のゴーローで購入したもの履き慣れているせいか履いていて違和感がない。
踝が出るタイプなので小さなスパッツを着けて使わないと結構靴の中に小石が入って来る。
何故、ごつい登山靴が必要かが判る。
山靴は手入れをすると言うより大切な宝物
中学生の時にやっと買うことが出来た。
当時で2万円くらいしていたと思う。
中学校が新大久保だったので帰りに石井スポーツにしょっちゅう寄っていた。
一つ一つ道具を揃えていった。
ガストンレビュファーに憧れたり山に行く時は元気一杯で、帰って来る時は
体がボロボロになっていた。
それでも帰りの車中では次の山行を練っている。
毎週のように行っていた。
新宿発22:55発最終夜行電車の列に毎週のように並んでいた。
高校の山岳部に入部して1年間過ぎるとスパーマンのように体力が付いていた。
三つ峠のロッククライミング訓練では両方の手が攣ってしまうほど無理して登っていた。
それこそ懸垂なんかは100回以上無際限に出来ていたのではないか。
部の山行でなければ軽装になる。
歩くと言うより走っていたような記憶がある。
しかし、何時も山靴は足元にいた。
そんなわけでもし山靴を購入するなら君の大切なパートナーに成るわけですね。
大切に大切にしてあげて下さい。紐の結び方も研究してね。
靴擦れが出来ない結び方があるんですから。
最後までお読み頂き有り難う御座います。
もしトブラーの情報がありましたら是非一報をお知らせ下さい。